シミのレーザー治療に慣れると、最初に取りたかった箇所以外のシミも取りたくなります。
今までは気になるシミしか見てなかったので、それが無くなると今度は今まで気にしていなかった他の箇所が気になってしまうんです。
結構キリが無い。
レーザーに依存してしまうと、次に取りたいシミのことをしょっちゅう考えるようになります。
そして、他の人のシミも気になるようになります。
これはあまり良いことではないと私は思います。レーザー治療は、自分がシミを気にせず生きるための手段として始めたことだったはずなのに、いつの間にかそれが生活の目的になってしまう。
では、どうすればいいでしょうか。
レーザー治療に依存しないために、おすすめの方法が2つあります。
まず1つめは、治療開始前に、最低限このシミが取れたら満足、というゴールラインを決めておくこと。
そして2つめは、治療前後の写真を撮っておくことです。
写真を見て治療を始める前の自分を思い出し、気になっていたシミ無くなった(薄くなった)ことを実感することで満足しやすいのではないかと思います。
大人のシミ治療のゴールは本人が満足するところです。
(もっと言うなら、本人が気にしないなら治療は不要です。)
私は、レーザーでADMが薄くなって他のしみやホクロが気になってしまったとき、治療前の写真を見て我に返りました。
ここまでできたんだから、もういいや、十分だ、と思えて、治療を終了することができました。
写真には写っていませんが、口の周りや小鼻・頬の下の方にもしみやホクロがたくさんありますよ。
でも、もともと気にしていた頬の上部の濃いADMが薄くなったので、十分満足しています。