肝斑にレーザーを当てると悪化する。 肝斑とADMが合併していた場合の治療体験を紹介

ADM

肝斑にレーザーを当てると肝斑が悪化します。
これは色んなサイトで書かれているので知っている人も多いかも。
肝斑があるのかないのかによって治療の方法も順序も変わってくるので、肝斑としみの鑑別が正しくできているかがとても大事です

治療の順序は、①まず肝斑を治療する、②次にADM(シミ)のレーザー治療をする

私はADMと肝斑が両方あると診断されたので、すぐにレーザーを当てるわけにはいかず、先に肝斑の治療をすることになりました。
治療の流れは次のとおり。

  • ADMより先に肝斑の治療をする。
  • 肝斑(くすみ)の治療は、飲み薬の治療が中心+生活習慣の改善。
  • 肝斑の治療は半年~1年くらいかかる。(程度によるらしい)
  • 肝斑を抑えたところでADMのレーザー治療をする。

では、私が実際に受けた肝斑の治療について紹介します。
肝斑の治療は、飲み薬+生活習慣の改善です。

肝斑の治療は、飲み薬+生活習慣の改善

飲み薬は朝晩1錠ずつ

飲み薬は、リカバイン(トラネキサム酸)でした。
朝晩に1錠ずつ内服です。

リカバイン250mg。朝晩1錠ずつ内服です。

クリニックによっては合わせてビタミンCを出してくれるところもあると聞いていたので期待していたのですが、私が治療を受けたクリニックではビタミンCは処方されませんでした(残念!)

でも、ビタミンCを飲んだほうが良いという情報があったし、飲んで悪いということはないだろうと思ったので、私は市販のビタミンのサプリを併用して飲み始めました。
ビタミンCのサプリは、肝斑にかぎらずシミや美肌のために良いのでおすすめです。

私の主治医によると、肝斑の飲み薬を飲んでいる期間にレーザーを当てると炎症性色素沈着(レーザー治療後に一時的にしみが濃くなる症状)は起きにくいそうです。

たしかに私は肝斑の治療を1年して、飲み薬を続けながらレーザー治療を受けましたが、炎症性色素沈着はほとんど起きませんでした。

この、リカバインというお薬の主成分はトラネキサム酸です。トラネキサム酸は肝斑の治療に有効であることが認められています。

他にトラネキサム酸を成分とする肝斑治療薬として、有名な『トランシーノ』という商品があり、これはネットやドラッグストアで購入できます。主治医の先生によると、トランシーノと私が服用したリカバインはほぼ同じものと考えてよいそうです。

肝斑の治療薬と治療結果については、以下の記事でまとめています。参考にしてください。

生活習慣の改善は、「こすらない」と「日焼けしない」

肝斑治療の2つめ、生活習慣の改善というのは、「こすらない」と「日焼けしない」を徹底することです。
私はクリニックで洗顔方法の指導を受けました。
これは特別なアイテムを使うわけではなく、とにかく「ゴシゴシしない」ことを繰り返し言われただけです。
特に洗顔の時には泡洗顔でこすらないこと、そしてタオルで拭く時にも押さえるように優しく拭くように気を付けます。
生活習慣を直さないと肝斑は再発すると言われているので、治療後もこれは守っています。

日焼けしない、とは、日焼け止めをきちんと塗ることと、日傘や帽子で日差しを遮ること(基本ですが)。
特に日焼け止めは、曇っている日でも塗ることが大事です。
曇りの日ってつい油断しそうになるんですが、曇っていても晴れている日の80パーセント位の紫外線が降り注いでいるんですって。
気をつけましょう。

ADMのレーザー治療の詳しい経過は以下の記事をご覧ください↓
レーザー治療ビフォーアフター
レーザー治療後1日目(当日)~5日目はこちら
レーザー治療後6日目~10日目はこちら
レーザー治療後12日目~8ヶ月目はこちら

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