シミは種類によって治療方法が異なります。肝斑にレーザーを当てるなど、間違った治療をするとシミが悪化する場合があります。
だから、シミの種類の鑑別が正しくできているかがとても大事。
シミの鑑別をするのは主治医なので、シミ治療が成功するか失敗するかは、主治医選びでほぼ決まると言ってもよいと思います。
(もちろん、主治医の言いつけをちゃんと守って治療前後の肌を管理できるかどうかは個人の問題ですが。)
シミ治療をすることに決めた私は、主治医を探すためにカウンセリングを受けることにしました。
私がカウンセリングを受けたのは3つのクリニックです。
その3つの中で治療を受けるクリニックをどう決めたのかという経緯をお話しします。
カウンセリングを受けたクリニック
3つのクリニックの特徴と私が感じたことをまとめました。
特に私が決め手と思った『面談は医師が行っているか』『保険適用があるか』『家からの距離はどうか』『カウンセリング時の印象』について書いています。
①Y美容皮膚科(エステも併設している美容専門の皮膚科)
家から近くて、美容皮膚科として地元ではそこそこ有名なクリニックです。
- 面談してくれた人:○医師
- 保険適用:◎あり
- 家からの距離:◎近い
- 印象:△愛想は良いが不安を感じる
面談内容:
先生が顔をチラっと見て、「あぁ、これね、レーザーで取る?」とサラッと言われました。
こちらがOKしたら即日にでもレーザーを当てそうな雰囲気でしたが、念のため肝斑の可能性を聞いたら、そこで初めて肝斑の飲み薬を処方されました。
初回の診察では普通のシミと言われ、2回目にはADMかもと言われ、診察のたびに先生の言うことが変わるので不安になりました。
レーザーをあてても高い確率でシミが再発することや、1回の治療ではとれないから、半年間隔で2,3回のレーザー治療をし、そのたびにダウンタイムが2週間ある(その間テープ貼りっぱなし)と言われて、仕事を何回も長期で休むことができない私には無理だと思いました。
ただ、カウンセリングを受けた中でこのクリニックだけ、保険適用なので料金が安かったです。
②Fシミ治療クリニック
全国展開していてシミ治療を売りにしている大手のクリニックです。
- 面談してくれた人:×女性のスタッフ
- 保険適用:△不明
- 家からの距離:○中くらい
- 印象:×愛想が悪くマニュアル的
面談内容:
面談は若い女性スタッフで、看護師さんという雰囲気でもなかったです。しみの確認は、1m以上空いた距離でちょっと見ただけという感じで、本当にちゃんと見てる?という気持ちになりました。
パンフレットのようなものを使った説明で、回数制の高額なコース治療を勧められました。
また、治療の内容や経過について聞いてもマニュアルっぽい答えしか返ってこず、商売っ気を強く感じたので、やめました。
保険適用については、確認しませんでした。
③C形成外科クリニック
最後に、職場の人がシミ治療(ADMではない)をしたというクリニック。
家からそれほど近くなかったのと、ネットなどで宣伝していなくて大学病院からの紹介が多いそうなので、もし職場で聞かなかったら自分ではこのクリニックにはたどり着かなかったと思います。
- 面談してくれた人:○医師
- 保険適用:×なし
- 家からの距離:○中くらい
- 印象:○ちょっと怖いけど信頼できそう
面談内容:
先生がメイクオフした肌を大きな顕微鏡のようなものでよく観察していました。
ADMと肝斑が混在しているので、先に肝斑の治療をしないと(肝斑が悪化するので)レーザーが当てられないことを説明され、肝斑の治療も含めると期間は1年~2年はかかるので、本気でやる気になったらまた来てくださいと言われました。(治療を勧めるということはなかったです。)
レーザー治療は1回で、ADMはほぼ無くなり再発はしないとのこと。
先生が少し無愛想でしたが、それなりに負担のある治療であって無理にはすすめないことや、治療の順序や期間の説明が論理的だったので、信頼できそうだと感じました。
保険適用ではないとのことで気になるお値段ですが、肝斑の治療とADMのレーザー治療の料金の目安を教えてもらえました。
肝斑は治療期間(肝斑が消えるまで)の長さがわからないので、通院のたびに支払う治療費(診察代+薬代)を、レーザー治療はレーザーを当てる範囲の大きさで料金が決まるので、両頬に当てる場合の治療費を教えてくれました。
⇒ シミ治療のカウンセリング体験記②に続きます。